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月経異常 - げっけいいじょう

《どんな病気か?》


〈月経不順、頭痛、腰痛などの症状がでてきたら要注意〉
 月経異常は、症状によって大きく3つにわけられます。
 1つは、月経周期、期間、出血量の異常です。
 2つめはイライラやむくみ、乳房痛、頭痛、ひどい月経痛や吐(は)き気(け)、便秘(べんぴ)、腰痛(ようつう)などの症状がみられる、月経にともなう障害です。
 これらの症状のうちいくつかは、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)や子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)にもみられ、また卵巣や子宮の器質的疾患や障害により起こりますが、ほとんどがホルモンのアンバランスが原因です。
 そして、3つめは思春期になっても初経がない場合や、定期的にあった月経が突然なくなった場合などです。満16歳を超えても初経がなければ、生殖器官においてなにかしらの障害があると考えられるので、産婦人科の受診が必要です。

《関連する食品》


〈生殖器官の成熟にはレバーなどが効果的〉
○栄養成分としての働きから
 月経とホルモンバランスには密接な関係があります。月経を正常に保つためには、ゴボウなどに含まれるアルギニンを摂取しましょう。アルギニンは性ホルモンの分泌(ぶんぴつ)をうながす作用があります。
 同様に、代謝機能を高めるヨード(ヨウ素)も有効です。
 ワカメはヨードが豊富なうえ、血液をつくるのに必要な鉄やビタミンやミネラルも豊富。日ごろから常食すると、栄養のかたよりの解消にもなるでしょう。
 また、生殖器官の成熟は栄養状態が大きく関係します。それぞれの栄養素をバランスよくとることが第一ですが、とくにたんぱく質やビタミン、ミネラルの不足は生殖器官の成熟を遅れさせてしまいます。
 レバーや肉類はいずれの栄養素も豊富に含んでいるので、生殖器官が成熟する思春期には、きちんととりたい食品です。同様に、牛乳やたまごも良質なたんぱく質を含み、低カロリーで、なおかつ必要な栄養素を含んでいるので、ダイエットを意識する年代には最適です。
○漢方的な働きから
 また、漢方で美容によいといわれているキクラゲは、血液を浄化する作用があり、月経異常をはじめ婦人科系疾患の改善に役立ちます。とくに、月経血が多かったり、月経の期間が長い場合には、キクラゲを炒(い)り煮にして食べると効果的です。
 ヨモギ茶は出血、冷えのいずれにも特効があります。

出典 小学館食の医学館について 情報