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コリアンダー

コリアンダーの語源は、ギリシャ語の「コリス」。これは虫という意味で、その葉が南京虫(なんきんむし)に似たにおいを発することから名付けられました。スパイスとしては、もっとも古い歴史をもつものの1つで、薬用としても数千年前から、胸やけ防止、睡眠薬、媚薬(びやく)などの目的で使われていたといいます。
 コリアンダーには、主として健胃、整腸、解毒といった作用があります。
 具体的な症状としては、胃弱、食欲不振、腹部膨満、腹痛などに効果があるほか、神経の緊張をほぐし、イライラや不眠の解消にも有効。また、根を煎(せん)じた汁を飲むと、体の毒素を排出するのに有効とされています。
○食品としての使い方
 スパイスとして用いられるのはコリアンダーの種子で、完熟すると柑橘系(かんきつけい)の香りにセージを合わせたような、甘くさわやかな芳香を発します。このため、料理からお菓子まで幅広く利用され、とくに肉、たまご、豆類とは好相性です。一方、未熟な種子や葉、茎は名前の由来となった独特の青臭さをもつのが特徴。葉はハーブとして利用され、タイやベトナムなどの東南アジア料理には欠かせません。

出典 小学館食の医学館について 情報