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胡麻豆腐 - ごまどうふ

よくすったゴマを豆腐状に固めた料理。禅僧が中国より伝えたもので、精進料理のなかの一つ。ゴマの皮をむいてすり鉢でよくすり、どろどろになったものに葛(くず)デンプンとだし汁を加えて火にかけ、よく練りつめたものを型に流して冷やし固め、鉢に盛っておろしわさびを添える。あんかけにしてもよい。ゴマは市販のクリーム状のすりごまを用いてもよい。ゴマが主であるため、タンパク質、脂質、鉄、カルシウム、ビタミンB1に富み、また、ゴマの皮をむかずに調理したものは多量のカルシウムを含む。精進料理においては主要な栄養源である。禅僧は胡麻豆腐ができないと一人前でないといわれてきた。

[河野友美・大滝 緑]

[参照項目] | ゴマ
胡麻豆腐
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胡麻豆腐


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例